第1話「幻想郷に落ちた少女」
この日、かつて美しさを誇っていた幻想郷に 無数の輝く物体が落下していくのが見えた。
あるものはネオ博麗神社へ、あるものはネオ紅魔館へ、そして、ネオ地霊殿、ネオ妖怪の山、ネオ永遠亭、ネオ守矢神社に 魔法の森、天界、彼岸、冥界
それらは、地球に残った故郷を目指して散っていく、美しい花の輝きにも見えた、だが!
ここに全く違った方向を目指す輝きがあった。
博麗神社の境内で土煙が上がる…
蹴り!土煙から少女であろう健康な素足が突き出る。
霊夢「頑張ってね、魔理沙」
スカッ!少女の蹴りが間一髪のところで巫女が回避した。
魔理沙「クッ!」
巫女「ほ!」
どおかあああああん!!
…
魔理沙「たんぽぽ…ゆめ…か」
れいむ!まりさね、魔法使いになりゅ!
あっそ…わたしは、優しい人になりたいわね だれよりも
れいむ、マリサが魔法使いになったら レイムより強くなれるかな?
まりさが魔法使いになったら、わたしゅが…
レイムが噛んだあ!あはははは
まりさ、できれば…私を…
まりさ、つよくなってね!
わかったのぜ!
魔理沙「ん、まぶちぃ」
魔理沙「よく見る天井だ」
ふわああああああああ
霊夢「魔理沙ぁ、あさごはんがさめるわ、はやくおきなさああい」
魔理沙「あと十分ん」
→1話の2へ