前 文
「マイニングとは」、ビットコインやイーサリアムを代表とした仮想通貨で、「新規の取引情報を解析し」、ブロックチェーンを作成する作業。「膨大な量の計算が必要」となるため、計算資源を提供した者には報酬としてその「該当通貨が与えられること」です。
このマイニングには、膨大な計算をする必要があり、「計算(情報処理)機」と解析するための「通信設備」と動かすための「電力」が必要になります。
話は変わり日本では、現在さまざまな理由により電気代が高騰しています。そのため、マイニングをする者(以下マイナーという。)は、高額の電気代に苦しめられている。他にもマイナーは、計算機の排熱問題、規模を大きくした場合の通信回線問題等、さまざまな問題に直面している。(個人でマイニングすることをソロマイニングという。)
そのような状況の中、一部のマイナーや金がある企業はマイニングファーム(農場)というマイニングを大規模に行う施設を作り、計算機を冷やす巨大な冷却機、主要なサーバーとの直接通信が可能な通信設備、格安で使用できる企業用の高圧電源装置等を使って個人のマイナーを駆逐し始めている。
そこで、私は、個人のマイナーが機材と場所と電力をできるだけ効率的に享受するには、どうすればいいか考えた。
その結果、自らマイニングファームを作り、個人のマイナーが企業に負けないようなマイニングできる仕組みを提供すれば、上記の問題をある程度解決できると考えました。
趣 旨
マイニング場所を個人マイナーへ提供し、家庭用電力と比べて格安の電力、排熱問題のための効率的な冷却装置(そもそも、近くにマイニング装置がないから、部屋が暑くならない。)、高速な通信設備による個人では難しい規模のマイニングを個人マイナーへ享受させる。
そもそも、自分の知り合いじゃない人にマイニング装置を渡したら、ズルをされそうだから、信頼がおけるマイニングファームが欲しかった。
要 領
1 必要なもの
(1) 計算機(PCとGPU)
これは、個人のマイナーが持っているもの。(こちらから指定した方が設定は楽)
(2) 冷却機
部屋全体を冷却できる冷却装置、センサー
(3) 電 力
企業用の高圧電力契約、高圧電源を変換する装置
(4) 通信機
光回線の特別契約が必要(規模によって違う。)
(5) 設置台
マイニング装置を置く台、その他
(6) 箱 物
上記を収める建物
2 細部要領
(1) マイニングへの見識
マイニングをやってみる。ナイスハッシュ等を使用した要領、個別のマイナーを使用した要領、マイニングプールについて
(2) 箱物入手、各種契約
建物、電力、通信等の契約
(3) 実際に実地でマイニング
(4) マイニング場所の貸し出し
最後に
マイニングは、やってみると簡単ですが、定期的なメンテナンス、電気代等の維持コスト、そもそも高い計算機(GPU)、排熱等々、時間や金銭、生活環境への影響が規模を大きくすればするほど大きくなります。しかし、仮想通貨の価値は現状高く、マイニング後にすぐに換金したとしても一定の利益は出ます。その利益をさらに効率的に大きくするために個人でのコストよりも大きな規模でやった方が良いと思います。
マイニング場所の貸し出し、やってみませんか?
その時は、私もそちらでマイニングさせてもらえると嬉しいです。
マイニング場所の貸し出しの一例
https://wajo-holdings.jp/mining/
ここは、マイナー(計算機)の販売や貸し出しも行っています。
https://fuel-mining.com/mining
ここは、場所や計算機ではなく、計算力値(ハッシュ値)だけの貸し出しを行っています。
利益の一例
1 支 出
光熱費、通信費、維持管理費(人件費、税金等)、建物代等の初期費(借金)
2 収 入
貸し出し費(電気代、通信費、棚ごとの定額料金)、自らマイニングした仮想通貨
利益=(貸し出し費(電気代、通信費、棚ごとの定額料金)、自らマイニングした仮想通貨)ー(電気代、通信費、維持管理費、建物代)
利益=(棚ごとの定額料金、自らマイニングした仮想通貨)ー(維持管理費、建物代等の初期費)
利益=棚5段の100(500箇所)+自らマイニングした仮想通貨ー維持管理費ー建物代等の初期費
となるので、定額料金を1箇所5000円と仮定すると
5000円×500箇所×12ヶ月=30,000,000円
ここから維持費が80%とすると、
6百万円利益が出る。建物代等が1千万だとしても2年で完済可能
ちなみに、もう無理です。マイニングの効率低下と電気代高騰のために利益が出なくなり申した。(令和5年度1月1日記載)