当たりを線画に落とす。

(まとめは、一番下に記載)

1 線画について

1ー1 線画(線描画)とは

 一般に、ペン、鉛筆、木炭、パステル、コンテなどが用いられ、輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかみ描画(びょうが)すること。色を塗らず、線だけで描(か)いた画(え)。線描画(せんびようが)とも言う。(wiki及び広辞苑より)

(描画とは、画を描くことまたは、その描いた画) 

(陰影をつけたものは、素描(そびょう)(デッサン(仏)、ドローイング(英))という。)

1ー2 よく使われるラフスケッチとは

 簡単にスケッチすることをラフスケッチ(通称:ラフ)と言い。スケッチ (sketch) は、人物や風景などを大まかに描写すること。写生(しゃせい)言う。また、素描とも画稿(がこう:絵の下書き)ともいい、肉筆画(にくひつが:人が描いたもの)の一種である。

1ー3 線画を描く理由

 輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかむためである。つまり、掴む必要がない練度の人や、当初からグリザイル技法などにより色を塗る際には、描かない場合もある。

2 線画に落とす。

 当たりをつけて描画したものを線画に落とします。この際に、輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかむことを目的に描く必要がありますので、各部位ごとの区分して視覚的特徴を明確にしながら描画していきます。

 また、今後、陰影(明度)、色(彩度)、服や小物等を描画していく作業がある関係上、作業効率の向上及び応用性の向上のため、一定の区分を設けて線画していきます。

 今回は、人体の場合なので、一例として「顔(輪郭、顔色、目(上、下、瞳孔)、まつげ、鼻、口)、髪(前髪、横髪、後髪)、服、(下衣、上衣、靴、その他)、体(手左右、上肢左右、足左右、下肢左右、胴、胸、肩、首、背中)」と区分して描いていきます。とりあえず、レイヤーを用意してくださいね。

 もう一度言いますがこれは、色を塗るときや遠近感や修正を容易にするために区分するので、自分で描きながらやりやすい要領を工夫してください。また、ゆっくり等のシステムを使いたい人は、そのレイヤー(注)に合わせて描いて行こう!

(注:画を重ね合わせる機能またはその画そのものをさす。)

2ー1 筋肉を落として行こう。

 線画に落とす際に、描いている対象を見ながら描こう。完成形とその前を重ねてみた。

 各部位をレイヤーを分けてに描いていく。顔→髪→体(今回は局部を描きませんでした。通常描いてもいいですよ!私は描きます!)→服

 こんな感じに、陰影も色もなしに線(太さは任意!)のみで表現したいことを表現しよう!

 絵が重なっているところがありますが、この後の色ぬりや、トーンを入れる等の完成までの道のりの中で、必要に応じ描き方を変えてくださいね。

下に線画のレイヤーをおいておきますので、ご参考にしてください。

 うーん、、、可愛くなったけど、僕が描きたいのは、筋肉質な可愛い女の子だからちょうどいいくらいの細さにまとめれましたは!

 実際、アニメや漫画のように顔を描いたが、今回の体は、実際の人体の平均比率にできるだけ近づけて描いてます。

 みんなが描きたいアニメや漫画のようなどこかを強調したような描画がしたい場合は、僕のような凡人は抽象的な脳内のイメージを具体的に行く際に、各部位を一定の基準を設けて確認しながら描いたりした方がいいと考えています。

 感覚だけだと、うまく描けなかった時とかに、どこを直せばバランスが取れるか等を見ても「なんか変」とだけしか感じなくなるし、ここは、わざと強調しようとしても、他のところでしっかりバランスをとることが難しくなるはずです。

 基本編は、線画を描くまでの流れは、以上になりますが、本番は次項から始まります!一緒に頑張りましょう!

 まあ、描いて描いて研究して研究して発表して実践して実践して身に付く感覚と言う名の経験と経験則からくる知識を身につける方法で、確認することもできますが、そちらの要領については、書き方解説の描画練習方法に記載していきますので、そちらを確認してください。

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まとめ

1ー1 線画(線描画)とは

 輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかみ描画すること。色を塗らず、線だけで描いた画。線描画とも言う。(wiki及び広辞苑より)

 ラフスケッチ(通称:ラフ)と言い。スケッチは、人物や風景などを大まかに描写すること。写生言う。

1ー3 線画を描く理由

 輪郭線によって対象の視覚的特徴をつかむため。

2 線画に落とす。

 人体の場合の一例として「顔(輪郭、顔色、目(上、下、瞳孔)、まつげ、鼻、口)、髪(前髪、横髪、後髪)、服、(下衣、上衣、靴、その他)、体(手左右、上肢左右、足左右、下肢左右、胴、胸、肩、首、背中)」と区分して描いていきます。

こぶし ぱんち

kobushipannchi.com

拳パンチと申します。 投稿については拙いものですが、読んで見ていただければ幸いです。 できれば、お友達にも紹介してくださいね。

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