…
??「両手で腰に構える。両手で腰に構える。両手で腰に構える。うわああああ!」
ガシ!
まりさ「…おまえ、ヤメとけ」
こども「はなせ!オレは、あいつを殺すんだああ!はなせ!両手で腰に構える!両手で構える!うわああああ!」
まりさ「落ち着け、そんなナイフじゃあいつに傷一つつけられねえよ。」
こども「…!?」
まりさ「命を無駄にするな…」
ルーミア「そいつ、食って良いか?まりさ」
こども「食いたいなら食え!化け物どもめ!ぼくの…オレの母さんや父さんを殺したように!殺したいなら殺しやがれ!」
まりさ「…うるせぇ…」
どかッ!
まりさ「…いてぇか?」
こども「…!?」
どかッ!
まりさ「…いてぇか?」
こども「…ぃたぃ…」
まりさ「いきてぇか!?」
こども「…!?」
まりさ「生きてぇだろ?…」
こども「…はい…生きたい…です…」
まりさ「お前は、生きてる。そして、お前を慕って頼ってくれるやつがいるんだろ?」
るー「こいつ、そいつの子供か?喰ってもいい?」
あや「いや、どう見ても妹くらいの歳でしょう…」
おに「そうか…じゃあ、そいつが死んだら、こいつは生きていくのは大変だろうな…」
妹「…おにちゃん…」
るー「どっちかだけでも喰べいいかー?」
こども「やめろぉ…」
まりさ「…生きてぇだろ…」
こども「…生きたい…」
まりさ「すいか、頼むこいつらを人里まで送ってやってくれ。森近霖之助ってやつのところだ。魔理沙が頼むって言ってたって言えば、酒くらいは出してくれるはずだ…」
おに「貸し1だぞ…まりさ」
るー「たべちゃお♫たべちゃお♫」
おに「ルーミア、こんな混ざりもん食べちゃあダメだぞ!」
るー「そうなのかー…美味そうなのに…」
おに「ルーも来い!暇だろ?森近ってやつのところで酒をたかろうぜ!」
るー「わかったのだー!酒よりも食い物をもらおう!」
まりさ「霖之助…後は頼んだ…香霖堂を今度、宣伝してやるからな…たぶん」
あや「あやや?今のはなんだったんだ?まあいっか!多分、食料のためにつれさられた家族の生き残りだったのでしょう。幻想郷には、神隠しが多く発生しますので、皆さんも人里から離れるのは注意してくださいね!射命丸文ちゃんとの約束だぞ!」